ビジネスツール・スキル

ビジネスで成功するために必要な【自分の強みを見つける方法】2選!

  1. 自分の強みがわからない・・・
  2. 強みを見つけたいけど方法がわからない・・・
  3. 強みがわかると何か変わるの・・・

自分の強みが変わらない。強みを活かしたい、強みを知りたいけれど、その方法がわからない。このように、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

私は、新卒で酒屋(酒専門の卸売業)の営業として就職しました。

そして、32歳の時「ITベンチャー企業」に初転職しました。その時、ITベンチャー企業への知識はほぼありませんでした。

職種は「営業職」そのままに、業界は食品商社(酒の卸売)からIT企業(ECプラットフォーム)へと180°変えました。転職から2年たち営業部で成果を残し、現在は管理部に異動になり新たなキャリアを築いています。

この記事では、ITベンチャー企業に転職後「32歳で自分の強みを見つけ出し」強みを活かして営業職で結果を出し1年半で営業部のチームリーダーになった経験をもとに「自分の強みのを見つける方法」について徹底解説していきます。

結論から申し上げると「自分の強みの見つけ方」は、

  1. ストレングス・ファインダーを実践する
  2. 自分の好きなことを名詞ではなく動詞で考える

①自分の特徴(強み)は環境によって変わる

社内でエースのK先輩みたいになりたい。と憧れの先輩やなりたい先輩像を自分の中にもっている方も多いと思います。

しかし、憧れるは、自分にないモノをもっているからあこがれます。

「なりたい自分」と「なれる自分」が一致しないと憧れの人にはなれません。

憧れの人と自分の特徴(強み)が一致していない場合、どんなに努力をしても憧れの人にはなれません

自分の特徴(強み)を認めなければ、自分の成功は近づくどころか遠のいていきます。

私も前職(酒屋)の時、初めて教育係に就いていただいた野村先輩(仮名)に憧れをもっていました。野村先輩はチームの営業数字が苦しい時でも自分の数字とチームの数字を補う成果を上げていました。

野村先輩の特徴(強み)は、高い「リーダーシップ」と顧客分析や数値分析を行い効率的な選択をすることが得意な人でした。方や私は、顧客に寄り添い可愛がられるようなコミュニケーションやエモ(感情・情緒)を得意としていました。

当時の私は、頑張り続ければ野村先輩のようになれると信じていました。

自分にない特徴(強み)をもっている野村先輩のマネをどんなにしても、野村先輩になることはできない。その事実を初転職する32歳まで疑うことなく信じていました。

違和感はありました。野村先輩のやり方をマネすればするほど、営業数字が伸び悩んでいました。

これは、私の苦い過去ですが、

成功している人は、例外なく自分の特徴(強み)で勝負しそれがハマっています。

よくあの人みたいになりたいという「ロールモデル(お手本になる人)を見つけなさい」と言われますが、

憧れの人=ロールモデルではありません。

ロールモデルとは「自分と特徴(強み)が似た人」で成功している人を見つけてマネをすることです。

自分の強みを見つけ出す方法は、

自分の特徴(強み)が活かせる環境に身を置くことです。

自分の特徴が「強みになるか」か、「弱みになるか」は「環境」によって変わります。

ビジネスにおける「環境」とは「職場(会社)」のことです。

自分の特徴(強み)が活かせる「職場(会社)」選びとは、

会社名や業界で選ぶのではなく、自分にあった職種で選ぶことです。

※「ジョブ型雇用」をするということです。

②キャリアの変数とは

変数とは、変わる数量です。

すなわち、自分で変えることのできる数量です。

キャリアにおける変数は3つしかありません。

  1. 自分の特徴(強み)の理解
  2. 特徴(強み)を磨く努力
  3. 環境(職種・職場)の選択

その他のことは、どんなに努力をしても変えることができません。

変えることのできないコトに、どんなに時間をかけても意味がありません。

その一つが、弱みです。

変えることのできないもの=弱み

変数強みコントロールできる努力すると上手くいく(変えることができる)
定数弱みコントロールできない努力してもうまくいかない(変えることができない)

そもそも、自分の特徴(強み)がわからないという方も多いと思います。

自分の特徴(強み)を知る方法について解説していきます。

③ストレングス・ファインダー

ストレングス・ファインダーとは本になります。

さあ、才能に目覚めよう(ストレング・スファインダー) 

日本経済新聞出版  トム・ラス

人が持つ「34の資質」を明らかにするために、「見える化」してくれるツール〈ストレングス・ファインダー〉を使って「トップ5の資質」を発見してくれます。

  • 本の中に袋綴じで、1度だけ使えるアクセスコードが書いてあります
  • そのアクセスコードを使いインターネット上で質問に答えていきます
  • すると最後に、あなたの「トップ5の資質」を発見してくれます。

「その資質をどう使えばあなたの武器になるか」「どうすればその資質を持つ人たちを活かすことができるか」といった「強みの活かし方」にフォーカスしています。

34の資質ひとつひとつについて、それぞれ10項目の〈行動アイデア〉と3項目の〈人の活かし方〉について解説している1冊です。

強みを活かすには、まず自分の資質を見極める必要があり、〈ストレングス・ファインダー〉というツールによって、それを特定することから始まります。

参考までに人々に共通する34の資質を記載します。

アレンジ/運命思考/回復志向/学習欲/活発性/共感性/競争性/規律性/原点思考/公平性/個別化/コミュニケーション/最上志向/自我/自己確信/社交性/収集心/指令性/慎重さ/信念/親密性/成長促進/責任感/戦略性/達成欲/着想/調和性/適応性/内省/分析思考/包含/ポジティブ/未来志向/目標志向

ちなみに、私(ぺいん)の結果が、知りたい方は以下ブログを読んでみてくださいw

④好きなことを名詞ではなく動詞で考える

ストレングス・ファインダー以外で自分の強みをする方法についてお伝えします。

それは、

「自分の好きなことを名詞ではなく動詞で考える」ことです。

「動詞」とは?

お酒が好きは、「名詞」です。

お酒を作ることが好きが、「動詞」になります。

動詞の中に自分の強みが隠れています。

方法は、

  1. 好きなことをできるだけ多く付箋に書き出す(動詞で)
  2. 書き出した付箋を以下の3つに分類する
  3. 好きなことが、分類した3つのどこに多いか調べる

自分の好きな動詞が、T,C,Lのどこに多いかで自分の強みがわかります。

3つの中で、一番多く分類されているモノがあなたの強みになります。

タイプ強み
T:シィンク考える力、数字を分析する力
C:コミュニケーション伝える力、人とつながる力
L:リーダーシップ人を動かす力、変化を起こす力

冒頭、自分の特徴(強み)が活かせる「職場(会社)」を選ぶこと。

会社名や業界で選ぶのではなく、自分にあった職種で選ぶことが重要だとお伝えしました。

強みによって自分が得意とする「職能(職種)」も見えてきます。

タイプ職種
T:シィンクファイナンス、コンサルタント、研究所職、マーケティン
C:コミュニケーション営業職、プロデューサ、広報
L:リーダーシップ管理職、経営者、プロジェクトマネージャー

就職活動、転職活動は、業界や会社で選ぶのではなく、

自分の強みを活かせる職種で選ぶ!!

そうすれば、就職活動や転職活動に失敗する確率も格段に低くなります。

⑤まとめ

私は前職(酒屋)の時、自分の強みなどを一切考えずに9年間営業をしていました。

ロールモデルは憧れの先輩だと信じて疑わず、マネをしてきました。

もう少し早く、この普遍の法則を知ることができれば、20代のうちにもっと成長することができたと後悔しています。

キャリアの変数とは何か?

変えることができるのは、弱みではなく強みです。

変数強みコントロールできる努力すると上手くいく(変えることができる)
変数弱みコントロールできない努力してもうまくいかない(変えることができない)

キャリアにおいての変数とは、

  1. 自分の特徴(強み)の理解
  2. 特徴(強み)を磨く努力
  3. 環境(職種)の選択

この3つしかない!!

この3つだけは、自分でコントロールし変えていくことができる。

自分の強みを理解し、自分の強みが活かせる環境(職種)で働く!!

自分の特徴(強み)を知り

特徴が生かせる環境(職種)を選ぶ

そして、特徴(強み)を磨き続けていく